【注意喚起】10月に発生か「スーパーエルニーニョ」とは?台風激甚化と食料品値上げの恐れ
スーパーエルニーニョとは?日本への影響と警戒すべき理由
最近、ニュースや天気予報で「スーパーエルニーニョ」という言葉を耳にしませんか?気象庁によると、すでにエルニーニョ現象が発生しており、この秋から冬にかけて、海面水温が平年より2度以上高くなる「スーパーエルニーニョ」へと発展する可能性が高まっています。過去のデータでは、2015年に発生し、日本列島に甚大な被害をもたらしました。なぜ私たちが今、これを警戒しなければならないのか、その理由を分かりやすく解説します。
最強クラスの台風と記録的豪雨に要注意
エルニーニョ現象が発生すると、台風が日本から遠い場所で発生しやすくなります。その結果、海上で十分なエネルギーを蓄えた「非常に強い勢力の台風」が日本に接近・上陸するリスクが高まるのです。2015年には、沖縄で最大瞬間風速71メートルを観測する猛烈な台風が直撃したほか、茨城県で川の堤防が決壊するなど、記録的な豪雨被害が相次ぎました。今後、都市部での大規模な冠水や線状降水帯による豪雨には、これまで以上に厳重な警戒が必要です。
食料品価格が13%アップ?家計への打撃に備えよう
異常気象の影響は、災害だけではありません。農作物の収穫量にも深刻なダメージを与えます。日本総研の試算によると、スーパーエルニーニョの影響で農業生産量が減少した場合、食料品価格が前年比で13%押し上げられる可能性があるといいます。すでに昨今の物価高騰に悩まされている私たちにとって、さらに家計を圧迫する要因となりそうです。