「マック一強」時代に終止符?バーガーキングの店舗数が急増している理由とは
かつての撤退ブランドがなぜ復活?バーガーキングの逆襲が止まらない
日本のハンバーガー市場といえば、圧倒的な店舗数を誇る「マクドナルド」の一強状態が長く続いてきました。しかし今、SNSや街中でバーガーキング(バーキン)の存在感が急激に高まっているのをご存じでしょうか。かつて2019年にはわずか77店舗まで縮小し、「撤退か?」と噂されたバーガーキングですが、2026年6月には全国362店舗まで息を吹き返しています。なぜ一度衰退したブランドが、ここまで急速に勢力を拡大できたのでしょうか。
3000店舗超えのマックと、独自の強みで攻めるバーガーキング
マクドナルドが3000店舗以上の圧倒的なインフラで「安さ・速さ・利便性」という全方位的な強さを維持する一方で、バーガーキングは「直火焼き(フレイムグリル)」による本格的な肉の味を武器にファンを増やしています。単なる価格競争ではなく、「少し高くても、本当に美味しいものを食べたい」という消費者の価値観の変化をうまく掴んだことが、この急成長の要因と言えるでしょう。実際に
選ぶ基準は「近さ」から「体験」へ、今後のバーガー戦争の行方
外食業界において、一度縮小した店舗網を再構築するのは至難の業です。物件の確保、スタッフの採用、物流の整備など、すべての歯車が噛み合わなければ成功しません。バーガーキングの躍進は、日本の外食市場が「安く食べる」から「価値を選ぶ」ステージへ移行したことを象徴しています。今後、マクドナルドの盤石な体制と、勢いに乗るバーガーキングがどのように差別化を図っていくのか、ハンバーガー市場の「大異変」からますます目が離せません。