W杯で躍動!中村敬斗の原点は我孫子にあり。出発前夜に食べた「思い出のオムライス」とは
世界を驚かせるアタッカーのルーツは地元・我孫子に
今、日本代表で最も勢いのある選手のひとり、中村敬斗選手(25)。ワールドカップ北中米大会のオランダ戦で同点ゴールを決め、続くチュニジア戦でもアシストを記録するなど、左サイドからの突破力で世界を驚かせています。欧州で飛躍を遂げた中村選手の意外な素顔と、地元・千葉県我孫子市で大切にされている「原点」のエピソードをご紹介します。
出発前夜に選んだのは、地元の洋食店で食べる「オムライス」
日本代表がW杯開催地へと旅立つ前夜、中村選手が家族と訪れたのは、我孫子市にある洋食店「猫のせなか」でした。普段は定休日であるにもかかわらず、店主夫妻の粋な計らいで貸し切りとなり、中村選手は昔ながらの「オムライスケチャップ」を注文。「頑張ろうという温かい雰囲気で、家族仲の良さがとても印象的だった」と、店主の洋美さんは当時を振り返ります。店内には中村選手が来店時に残したサインや、大切に保管されていた愛用のスパイクが展示されており、まさに地元・我孫子の星として愛されている様子が伝わってきます。
ロナウジーニョに憧れた少年時代。「毎日ボールに触る」が強さの秘訣
かつて所属していた「高野山サッカースポーツ少年団」の元代表・松本治さんによると、中村選手は幼い頃から特別な英才教育を受けていたわけではなく、純粋にサッカーを愛する少年だったそうです。特に5歳の頃、06年ドイツW杯で観たロナウジーニョのプレーに魅了され、DVDケースに「ロナウジーニョになる」と書き込むほど熱中していたといいます。学校が終われば毎日公園でボールを蹴り、そのひたむきな姿勢が周囲をも巻き込んで全体のレベルを底上げしていたそうです。夢を追い続けた少年が、今や日本を背負うスターとしてピッチを駆け抜けています。
地元で愛され続ける中村選手の軌跡
地元にはもう一つ、中村選手と縁の深い場所があります。カフェ&ダイニング「wootwoop(ウート・ウープ)」には、プロ入り直前の高校2年生当時に記したサインが今も大切に飾られています。当時から高身長で、かわいらしさと才能を兼ね備えていたという中村選手。地元の人々に見守られ、夢を叶えた今の活躍は、故郷の人々にとっても誇りそのものと言えるでしょう。ワールドカップでのさらなる躍進から、今後も目が離せません。