茂山千五郎が挑む「狂言×小泉八雲」!新作怪談狂言が7月4日京都で初上演
朝ドラ「ばけばけ」でも話題!小泉八雲の世界を狂言で表現
2025年度前期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとしても注目を集める、怪談作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。彼が残した不思議な物語が、伝統芸能・狂言と融合します。京都を拠点とする大蔵流狂言方、茂山千五郎さんが、7月4日に京都市左京区の「京都観世会館」で開催する「千五郎の会」にて、八雲ゆかりの怪談をテーマにした新作狂言を披露します。
「怪談なのに笑える?」茂山千五郎の新たな挑戦
今回の公演「狂言百鬼夜行」では、八雲が暮らした松江の寺に伝わる怪談をベースにした新作「松風」が初公開されます。芸者の亡霊が現れるという怖い話を、あえて狂言らしい「笑えるストーリー」に仕立て上げるという千五郎さんの手腕に期待が高まります。千五郎さんは「いろんな狂言の手法を使って、原作をどう舞台化しようか考えるのは面白い」と、その創作意欲を語っています。
アイルランドと日本の共通点「アニミズム」の魅力
八雲のルーツであるアイルランドと日本には、自然界に精霊が宿るという「アニミズム」という共通点があります。千五郎さんはこの点を重視し、「八百万(やおよろず)の神」の考え方と狂言の世界観が共鳴していると指摘します。当日は、八雲のひ孫であり研究の第一人者である小泉凡氏との対談も実施され、文学と伝統芸能の意外なつながりを深く掘り下げる予定です。
「千五郎の会」公演詳細とチケット情報
公演では「松風」のほか、再演となる「常識」、京極夏彦氏作の「狐狗狸噺」という、まさに“人ならざる者”たちが活躍する3作が上演されます。伝統的な狂言に現代的なエッセンスを加えた、この日限りの特別な舞台は見逃せません。詳細やチケットについては、