次世代の主役は「ヒューマノイド」!ロボット覇権争い、日本と韓国の勝算は?
今、世界のテック業界で最も熱い視線が注がれているのが「ヒューマノイド(人型ロボット)」です。これまでの産業用ロボットとは違い、自ら周囲を認識して判断・行動するヒューマノイドは、少子高齢化が進む現代社会の救世主として大きな期待を集めています。ゴールドマン・サックスの予測によると、その市場規模は2025年の15億ドルから、2035年には378億ドル(約6兆円超)へと爆発的に拡大すると見られています。
先行する米中の強みとは?日本と韓国も本気モードに突入
現在、ロボット開発をリードしているのは、圧倒的なソフトウエア技術とAI開発力を持つアメリカ、そして国家戦略として低価格かつ高品質な製品化を推し進める中国です。アメリカではテスラやエヌビディアといった巨大企業が市場を牽引し、中国は深圳などを中心としたサプライチェーンで世界を圧倒しようとしています。一方で、日本や韓国も黙ってはいません。韓国では現代自動車グループがボストン・ダイナミクスと連携し、CESで驚異的な動きを見せる最新ロボットを発表。日本もトヨタなどが工場の自動化を加速させるなど、実用化に向けた動きを急ピッチで進めています。今まさに、世界は「見せる技術」から「現場で使える技術」へと、フェーズを大きく切り替えようとしているのです。
「使えるロボット」が日常を変える未来へ
アマゾンが物流網に100万台ものロボットを投入するなど、私たちの生活の裏側ではすでにロボット社会への転換が始まっています。専門家の間では、今後日本や韓国がこの覇権争いで主導権を握るためには、政府による政策支援や規制緩和、そして大企業と中小企業が連携して技術を磨き上げるエコシステムの構築が不可欠だと指摘されています。SFの世界だったヒューマノイドが、私たちの隣で当たり前に働く未来は、すぐそこまで来ています。