是枝裕和監督の新作『箱の中の羊』、ロケ地「鎌倉の一軒家」が語る物語の深みとは?
綾瀬はるか×千鳥・大悟が夫婦役に!是枝監督が明かす「家」という4人目の主人公
カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品で話題の是枝裕和監督最新作、映画『箱の中の羊』。主演に綾瀬はるかさん、そしてお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんを迎え、子どもを亡くした夫婦がヒューマノイドの息子を育てるという、切なくも温かい物語が注目を集めています。本作で特に注目されているのが、物語の舞台となる「鎌倉の一軒家」。是枝監督は、この家を「4人目の主人公」と表現しています。
なぜ鎌倉だったのか?「建築家の自邸」が導き出した映像美
是枝監督によると、物語の舞台を鎌倉に決めたのは「たまたまの出会い」だったといいます。綾瀬さん演じる主人公が「建築士」という設定から、リアリティを追求して実際に撮影可能な「建築家の自邸」を探し回ったそうです。埼玉や吉祥寺など各地を検討した結果、運命的に出会ったのが北鎌倉にある一軒家でした。監督は「都内にはない開放感」をこの家の魅力として語っており、その空間が綾瀬さんと大悟さんが織りなす夫婦の葛藤や絆を、より一層引き立てる舞台として機能しています。作品の詳細は