TSMCが「3ナノ半導体」を15%値上げへ!スマホやAI業界への影響は?
圧倒的な需要で「強気」の価格戦略へ
世界最大の半導体受託製造メーカーであるTSMCが、次世代の「3ナノメートル」プロセスで製造する先端半導体を、2026年下半期に15%値上げする方針であることが明らかになりました。さらに、2027年にも5〜10%の追加値上げを検討していると報じられており、業界に大きな波紋が広がっています。
AIブームで「3ナノ」の奪い合いが激化
これまで、3ナノプロセスは主にスマートフォンの高性能チップ(SoC)向けに利用されることが主流でした。しかし現在、AIサーバーの需要が爆発的に増加しており、NVIDIAやAMD、さらにGoogleやAmazon(AWS)といった米巨大テック企業が、こぞってTSMCの先端技術を奪い合っています。現在、TSMCの工場はフル稼働状態が続いており、供給が追いつかないほどの受注残を抱えていることが背景にあるようです。
私たちの生活にどう影響する?
今回の値上げ対象リストには、Meta、OpenAI、クアルコム、MediaTekといった、私たちの身近なスマホやAIサービスを支える企業の名前がズラリと並んでいます。もし製造コストが大幅に上がれば、将来的に私たちが購入する最新スマホやAI関連デバイスの価格にも転嫁される可能性は否定できません。今後の動向については、5月末の投資家説明会や6月の株主総会で、TSMCの魏哲家CEOからより具体的な説明が行われると見られており、業界内外から注目が集まっています。
TSMCの公式情報については、以下のサイトも参考にしてみてください。