韓国の労働時間は短縮傾向!それでもOECD6位の現状とは?
減り続ける労働時間、それでも世界と比べると?
韓国の働き方に変化が起きています。OECDの最新データによると、昨年の韓国の就業者の年間平均労働時間は1833時間でした。2010年には2163時間だったことを考えると、ここ15年間で劇的に短縮されていることがわかります。特に週52時間労働制の導入が大きな転機となり、その後も毎年着実に労働時間は減り続けています。しかし、OECD加盟国全体の平均が1736時間であるのに対し、韓国は依然として97時間も多い状態です。メキシコやコスタリカなどと並び、依然としてOECDの中で6番目に労働時間が長い国という現実は変わりません。
ドイツとの比較でわかる「63日分の差」
年間労働時間が世界で最も短いドイツ(1332時間)と比較すると、その差はなんと501時間にも及びます。これを1日の勤務時間に換算すると、年間で約63日分も余計に働いている計算になります。このデータは、韓国がいかにフルタイム中心で、労働時間が長い構造から脱却できていないかを物語っています。専門家からは、週40時間の固定的な働き方が構造的な壁となっており、さらなる短縮を阻んでいるという指摘も出ています。
「2030年、1700時間台へ」政府の目標と今後の課題
政府は2030年までに、実労働時間をOECD平均レベルである1700時間台まで減らすことを目標に掲げています。この目標を達成するために必要なのは、画一的な働き方を見直し、多様な勤務形態を選択できるようにすることです。また、専門家は年次有給休暇の消化率向上や、家庭の事情などで一時的に仕事を離れやすくする柔軟な制度の構築が不可欠だと提言しています。仕事と生活のバランスを見直す「働き方改革」は、韓国のこれからの社会においてさらに重要性を増していきそうです。
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