絵本作家・林明子さん死去。世代を超えて愛された名作の数々を振り返る
「はじめてのおつかい」など数々の名作を生んだ林明子さんの訃報
幼い頃、一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。「はじめてのおつかい」や「おつきさまこんばんは」など、世代を超えて読み継がれてきた名作絵本を生み出した絵本作家の林明子(はやし・あきこ)さんが、1日に肺炎のため亡くなりました。81歳でした。
心に残る優しいタッチの絵と世界観
林明子さんの描く絵は、子どもの繊細な心の動きや日常の温かい風景を鮮やかに写し取り、多くの読者の心を癒やしてきました。筒井頼子さんとのコンビで話題となった「はじめてのおつかい」をはじめ、「おふろだいすき」や「こんとあき」など、本棚に並んでいるだけで優しい気持ちになれるロングセラーを数多く手掛けました。また、角野栄子さんの「魔女の宅急便」の挿絵も担当されており、その柔らかなタッチは今もなお多くのファンを魅了しています。突然の訃報に悲しみの声が広がっていますが、林さんが遺した素晴らしい作品の数々は、これからもずっと読み継がれていくことでしょう。