「はじめてのおつかい」林明子さん死去 世代を超えて愛された名作に感謝の声続出
「もっと!」と言われた幸せ 林明子さんが遺した絵本の世界
『はじめてのおつかい』や『こんとあき』など、誰もが一度は手に取ったことがある名作絵本を生み出した作家・林明子さんが亡くなったことが、8日までに福音館書店の公式X(旧ツイッター)で発表されました。子どもたちの日常や繊細な感情を、温かみのあるタッチで描き続けた林さんの訃報に、SNS上では悲しみの声とともに感謝の言葉が溢れています。
「こんとあき」がトレンド入り SNSで広がる追悼の輪
林さんが手がける作品は、単なる子どもの物語にとどまらず、大人になっても読み返したくなる「心に寄り添う温かさ」が大きな魅力でした。訃報を受け、Xでは「こんとあき」がトレンド入りを果たし、ファンからは「人生で一番触れた絵本です」「素敵な作品をありがとうございました」「さみしくてたまらない」「これからも読み繋げていきたい」といった、世代を超えた惜別と感謝のメッセージが続々と投稿されています。
「絵本作りは子どもへの『たかい、たかい』」作家の愛情
福音館書店は、今年4月に刊行された『子どもを描く林明子の世界』から、林さんの温かい人柄が伝わるメッセージを紹介しています。林さんは絵本作りを、大人が子どもを喜ばせる「たかい、たかい」に例え、「できあがったばかりの本を、子どもを膝にのせて、おもむろにひらき、読み、おしまいに、『もっと!』と言われたときは、本当に幸せな気持ちになります」と語っていました。子どもたちへ向けたその深い愛情は、これからも多くの親子の時間を温め続けていくことでしょう。
林明子さんの功績や作品の詳細については、福音館書店の公式SNSや特設ページ(