【W杯準決勝】メッシへの手紙から10年…フェルナンデスが夢を叶えた「肩車の絆」
15歳の少年が書いた「引退しないで」という手紙
北中米W杯の準決勝、イングランドとの死闘を制したのはアルゼンチンでした。この試合の象徴的な光景となったのが、試合終了後にアルゼンチンのフェルナンデスが39歳のメッシを肩車する姿です。二人の間には、ファンの間でも語り継がれる感動的なストーリーがありました。2016年、代表引退を表明したメッシに対し、当時15歳だったフェルナンデスはSNSを通じて「どうすれば説得できるか?」「あなたのプレーを見ることが最大の誇りです」と、情熱的な「手紙」を綴ったのです。それから10年、少年はトッププレーヤーへと成長し、憧れのヒーローと共に再びW杯の決勝という大舞台へ辿り着きました。
「1冊の本でも足りない」メッシとの絆がアルゼンチンを頂点へ導く
試合終盤の後半40分、メッシの鋭いパスからフェルナンデスが見事なミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻しました。かつて憧れの存在に手紙を送った青年は、いまやメッシにとって欠かせない相棒となっています。試合後のインタビューで「メッシにいま伝えたいことは?」と問われたフェルナンデスは、「共有した思い出は多すぎて、1冊の本でも足りない」と語りました。一方のイングランドは、逃げ切りを図った守備的な采配が裏目に出る形となり、60年ぶりの決勝進出を逃しました。「メッシをもう一度トロフィーの頂点へ」という強烈なモチベーションを原動力に、アルゼンチンは連覇という偉業達成に向けて突き進んでいます。今後の決勝戦でも、二人が生み出す魔法のようなプレーから目が離せません。