実はオーストリア生まれ?意外すぎる「世界的名車」のルーツを徹底解剖
街で見かけるあの人気輸入車、実はドイツやフランスではなく「オーストリア」の工場で生産されていたことをご存じでしたか?自動車産業の聖地として知られるオーストリアには、世界中の自動車メーカーから信頼を集めるマグナ・シュタイア(MagnaSteyr)という巨大な製造拠点が存在します。今回は、その高い技術力で生産を請け負ってきた名車たちを紐解いていきましょう。
メルセデス・ベンツの傑作「Gクラス」と「Eクラス」の深い絆
メルセデス・ベンツのオフロードの象徴Gクラスは、1972年の開発初期段階からマグナ・シュタイアと共に歩んできた「オーストリア育ち」のモデルです。グラーツにある専用工場では、今も職人技と最新鋭の技術が融合しています。また、かつて販売されていたEクラスの4マティック(四輪駆動モデル)も、W210型とW211型の2世代にわたり、合計約19万台がこの工場から世界中へ送り出されました。ドイツブランドの核心ともいえるモデルを任されるほど、その信頼は厚いのです。
ミニやプジョーも?大手メーカーが頼る「マグナ・シュタイア」の魔法
BMWグループのミニ・カントリーマン(初代)がオーストリアで生産されていたことは、車好きの間でも意外な事実として語られます。BMWが生産拠点にマグナ・シュタイアを選んだ理由は、同社が持つ「四輪駆動技術への深い知見」と、市場の需要に合わせて柔軟に生産量を調整できる「高い生産能力」にありました。さらに、プジョーのスタイリッシュなスポーツクーペRCZも同様です。コンセプトカーから量産車までをわずか2年足らずで仕上げるという驚異的なスピード感は、最新のバーチャル技術を駆使する同社ならではの強みといえるでしょう。
もし、あなたが現在乗っている、あるいは憧れている愛車があれば、その製造国や背景を一度調べてみるのも面白いかもしれません。意外な場所で生産された車たちが、私たちのカーライフを豊かに彩っています。詳しくは