【豊橋S】ハワイアンティアレが鮮やかな逃げ切りV!松永幹夫師は故郷・熊本への思いを語る
未勝利からの積極策!ハワイアンティアレが中京メインを制す
1日に中京競馬場で行われたメインレース「豊橋S(7R)」は、7番人気のハワイアンティアレ(牝5歳、栗東・松永幹厩舎)が波乱を演出しました。これまで一度も逃げたことのなかった同馬ですが、今回はゲートから素早く飛び出し、そのまま先頭に立つ積極策を展開。道中も軽快な走りで後続を寄せ付けず、見事な逃げ切り勝ちを収めました。鞍上の吉村智洋騎手は「ゲートが上手で、すごくいい形で運べました。道中も楽に行かせてもらいました」と会心の勝利を振り返っています。
松永幹夫調教師、勝利の裏で故郷・熊本を想う
管理する松永幹夫調教師は「調教の動きから、どこかで結果を出してくれると思っていましたが、ここでしたね」と愛馬の健闘を称えました。しかし、その表情は複雑な思いに沈んでいました。松永師の出身地である熊本県は、現在震災の影響により甚大な被害を受けています。「弟から送られてきた写真を見ましたが、家は悲惨な状況でした」と苦しい胸の内を明かし、来週予定されている父の法事で現地へ向かう際、一日も早い事態の収束と復興を願う言葉を口にしました。競馬という舞台で勇気を与えた陣営の思いが、被災地に届くことを祈るばかりです。