1029日ぶりの奇跡!ファントムシーフが中京記念で復帰、長い苦闘の末にターフへ
クラシックを沸かせた実力馬が帰ってくる
2023年のクラシック戦線を盛り上げたファントムシーフが、ついにターフへ戻ってきます。なんと休養期間は1029日。菊花賞以来となる復帰戦の舞台は、今週末の中京記念です。共同通信杯の勝ち馬であり、皐月賞でも3着と好走した実力馬のカムバックに、多くの競馬ファンから熱い視線が注がれています。
度重なる困難を乗り越えたリハビリの日々
実は、ファントムシーフの復帰までの道のりは決して平坦ではありませんでした。2024年春の都大路Sで復帰を予定していましたが、直前で右前脚の浅屈腱炎を発症。長期離脱を余儀なくされ、復帰の先延ばしが続くなど、非常に苦しい時間を過ごしてきました。担当の河野助手も「長かった」と振り返る通り、今回の復帰はまさに陣営と馬本人の不屈の努力の賜物といえるでしょう。
万全ではないからこそ、目指すは「無事完走」
現在の状態について河野助手は「調教とレースはつらさも違うので、とりあえず無事にゲートインして帰ってくるのが一番」と、親心のような心境を明かしています。坂路中心の調整で着実に良化を見せているものの、まだ本調子とは言えない状態です。それでも、「普段はうるさい性格だけど、レースに行くと真面目」というかつての勝負強さを信じ、再び大舞台に挑みます。
伝説に挑む、空白の時間を超えた挑戦
競馬界の記録を見ると、平地重賞の最長ブランク勝利は2022年鳴尾記念のヴェルトライゼンデ(約1年4カ月)とされています。今回の1029日という数字は、それを大きく上回る歴史的な挑戦です。かつてのライバルたちがターフを去る中で、苦難を乗り越えて戻ってきたファントムシーフ。その力強い走りを、ぜひその目で見届けてください。
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