【甲子園】「打てるものなら打ってみろ」日南学園・谷口銀次郎が強気の快投!宮崎県勢5年ぶりの勝利へ導く
強気の左腕が救世主に!ピンチも動じない圧巻の7回無失点
夏の甲子園、日南学園(宮崎)対明徳義塾(高知)の一戦で、チームを勝利へ導いたのは2年生左腕・谷口銀次郎でした。三回から2番手としてマウンドに上がった谷口は、いきなり2死満塁の絶体絶命のピンチを迎えます。しかし、彼の心は折れるどころか、逆に燃えていました。「打てるものなら打ってみろ」。その言葉通り、強気のストレートを投げ込み、見事に後続を打ち取ってみせたのです。
冷静な駆け引きとスタミナで明徳義塾打線を封殺
勢いだけではありません。谷口には勝負師としての冷静な一面もありました。五回にも再び満塁のピンチを背負いますが、「楽しみながら投げた」と語る通り、プレッシャーすらも力に変えるメンタルを見せます。さらに七回には、相手の動きを読み切った見事な牽制で一塁走者をアウトにするなど、投球術でも観客を魅了しました。125球を投げ抜くスタミナも兼ね備えており、試合後も涼しい顔で「練習でそれ以上投げているので大丈夫」と頼もしいコメントを残しています。
「宮崎のレベルアップに」5年ぶりの悲願達成で歴史を刻む
日南学園の金川監督も、谷口の登板について「相手の狙い球を考えた上での早めの決断だった」と振り返り、この采配が見事に逆転勝ちを呼び込みました。今回の勝利は、令和に入ってから甲子園で白星がなかった宮崎県勢にとって、待望の1勝となります。「勝つために甲子園に来た」という谷口の言葉通り、若き左腕の快投が、宮崎野球の新しい歴史の扉を開きました。甲子園の熱い夏はまだまだこれから。日南学園のさらなる躍進に注目が集まります。