「憲法九条と相いれない」通販生活が楽天市場から撤退。楽天の攻撃型ドローン支援に波紋
通販生活が下した「楽天市場」退店という決断の理由
老舗カタログ通販サイト「通販生活」を運営するカタログハウスが、楽天市場からの出店取りやめを発表し、大きな注目を集めています。その理由は、楽天グループによる「攻撃型ドローン」の導入支援に対する明確な抗議です。通販生活は「『憲法九条』があるから『買い物』ができる」という企業理念を掲げており、楽天グループがドイツの防衛テック企業と提携し、防衛省へ攻撃型ドローンを納入する動きが、その理念と決定的に矛盾すると判断しました。「戦争が始まってしまえば、買い物どころではない」という同社の強い姿勢が、今回の異例の決断につながったようです。
楽天グループが目指す「防衛産業」への参入とネット上の反応
今回、波紋を呼んでいる楽天グループの動きは、ドイツの防衛企業ヘルシング社と連携し、攻撃型ドローン「HX-2」の日本導入を支援するというもの。この「HX-2」は、離れた場所から軍事目標を攻撃できる高い性能を持ち、陸上自衛隊での導入も検討されています。楽天側は「スタートアップと政府機関をつなぎ、日本の防衛産業の革新に貢献したい」とコメントしていますが、SNS上では「楽天のサービス利用をやめる」「カードを解約する」といった批判の声も上がっています。平和への願いと、急速に進む防衛技術の軍事利用。今回の出来事は、私たちが日常的に利用している企業が、どのような背景で事業を展開しているのかを改めて考えるきっかけになりそうです。