地元愛を再発見!兵庫県加東市から生まれたローカルマガジン「地元人」が熱い理由
「大人が地元を好きにならなきゃ」ひとり出版社が挑む、泥くさくてリアルな地域発信
皆さんは、自分の地元の魅力をどれくらい知っていますか?「何もない街」とつい卑下してしまう人も多いかもしれません。そんな大人たちへ向けて、兵庫県加東市から熱いメッセージを込めたローカルマガジン「地元人(じもとびと)」が誕生しました。この雑誌を手がけるのは、加東市で「スタブロブックス」を運営する高橋武男さん。かつて大阪などでライターとして活躍した高橋さんが、古里へUターンしてまで作りたかったのは、外の人間が綺麗にまとめたガイドブックではなく、地元の人たちが自分たちの頭で考えた、泥くさいほどリアルな物語でした。
高校生から市職員までが参加!240ページに詰め込まれた「加東市の真実」
創刊号はなんと240ページという圧倒的なボリューム。企画から執筆まで、地元の高校生や市職員、元小学校教諭など十数人が関わることで、外からは見えない加東市の魅力が掘り起こされました。世界最高峰の酒米「山田錦」の物語や、海外で注目される地元アーティストの半生など、その土地で暮らすからこそ深く語れるエピソードが満載です。制作に関わった高校生からは「将来地元に戻って、この本を教材にしたい」という素敵な夢も語られています。まさに、本づくりを通じて人と人との縁をつなぐプラットフォームになっているのです。
地域を超えて共感が広がる!「地元人」が教えてくれる自分のルーツの大切さ
この取り組みは地元だけでなく、東京の大型書店でのイベントや、地域コンテンツを表彰するコンテストでの最優秀賞受賞など、全国的にも高い評価を受けています。「地元人」は、単なる情報誌ではありません。読んだ人が自分の地元を思い出し、見つめ直すきっかけをくれる一冊です。高橋さんが構想する「次なる地域」での展開も気になるところ。もし皆さんの周りに「何もない場所」と思われている街があっても、そこにはまだ見ぬ物語が眠っているはずです。ぜひ一度、公式サイトの