『となりのトトロ』の知られざる結末!カンタの自転車の行方と「幻のラストシーン」とは?
サツキに「七国山へ行く」と言ったカンタのその後
国民的アニメ映画『となりのトトロ』。物語のクライマックスで、メイを捜すためにサツキを気遣い「代わりに七国山(病院)まで行ってやる!」と自転車を走らせたカンタの姿は、多くのファンの胸を打ちました。しかし、本編ではその後、彼がどうなったのか具体的には描かれていません。実は「スタジオジブリ絵コンテ全集」には、本編には採用されなかった「幻の会話」が残されています。そこには、カンタが病院までたどり着けなかった意外な理由が記されていました。
「パンクしちゃって…」絵コンテに隠された真実
絵コンテによると、無事にメイと再会したサツキがカンタに「ありがとう」とお礼を言うシーンで、カンタは「へへ…パンクしちゃって病院まで行けなかったんだ」と答えるやり取りがあったそうです。さらに書き込みには「泥だらけ」というメモもあり、必死に自転車を漕ぐ中で転倒してしまったことが伺えます。懸命にメイを捜そうとしたカンタの健気な努力が、この一言に凝縮されていますね。
本編にはない「幻のエンディング」が存在した?
さらに、エンドロールの裏側にも未公開シーンが眠っていました。本編ではお母さんが退院してくるシーンが印象的ですが、絵コンテには「病院から帰ってきたお父さんを、サツキ・メイ・カンタ・ばあちゃんの4人でお出迎えする」という微笑ましいシーンが描かれていました。玄関を開けた瞬間の驚いたお父さんの表情や、庭の苗木を写生する姉妹の様子など、キャラクターたちの温かい日常がより深く描写されていたのです。
未公開カットを知ると、もっとトトロが好きになる
普段見ているエンドロールも、こうした制作秘話を知ったうえで見返すと、また違った視点で楽しむことができます。「スタジオジブリ絵コンテ全集」には、今回紹介した以外にも魅力的な描写が数多く隠されています。次に『となりのトトロ』を見る際は、ぜひカンタの奮闘や、隠されたキャラクターの交流を想像しながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。詳細が気になる方は、ぜひ