「買春目的」の訪日客が増加?歌舞伎町の売買春問題、ついに「買う側」も処罰対象へ
増え続ける「買春目的」の観光客と歌舞伎町の現状
今、新宿・歌舞伎町周辺の風紀が深刻な危機に直面しています。コロナ禍以降、大久保公園周辺などで女性が客待ちをする姿が日常化し、その様子がSNSを通じて世界中に拡散されたことで、買春や見物を目的とした外国人観光客が急増しているのです。言葉が通じないことによる金銭トラブルも後を絶たず、地域住民からは「街の風紀が大きく乱れている」という悲痛な声が上がっています。
「買う側」への罰則強化で、抑止力に期待
こうした状況を重く見た法務省の有識者検討会は、24日に報告書案を提示しました。これまで売春防止法では主に売る側が摘発されてきましたが、今回の案では「買う側」の勧誘行為も処罰できる仕組みを検討しています。新宿区の危機管理担当者は「対策を講じても根本的な解決には至らなかった。今回の罰則化でより強い抑止力と実効性が生まれることを期待したい」と語りました。
単なる取り締まりだけでなく、福祉支援の必要性も
警視庁の発表によると、昨年1年間で大久保公園周辺での売春防止法違反容疑による逮捕者は延べ112人に上ります。集中取り締まりによって一度は減ったものの、場所を変えて同様の行為が繰り返されているのが現状です。専門家からは、厳しい取り締まりと同時に、路上に立たざるを得ない人たちに対する福祉的な支援や連携が不可欠であるという指摘もなされています。街の治安維持と困窮者支援という二つの側面から、早急な対策が求められています。
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