ネパールで大規模な氷河雪崩が発生!数百人が行方不明、日本人の観光地にも甚大な被害
ヒマラヤの氷河が崩落、突然の濁流が街を飲み込む
2026年8月26日、ネパール北部のヒマラヤ山脈で氷と岩石による大規模な雪崩が発生し、周辺地域に壊滅的な被害をもたらしました。チベットとの国境付近を流れるボテコシ川が突如として氾濫し、沿岸の集落やインフラ、水力発電施設が泥と濁流の中に沈んでいます。現地当局によると、少なくとも8人が死亡、384人の観光客が行方不明になるという極めて深刻な事態となっています。
観光客や海外のプロジェクト従事者が巻き込まれる
今回の被災地は、聖地カイラス山への巡礼ルートや観光地として知られるエリアです。行方不明者の中には、インドからの巡礼者のほか、水力発電プロジェクトに従事していた韓国人、さらに連絡が途絶えているマレーシア人11人など、多くの外国人観光客が含まれていることが判明しました。救助活動が続けられていますが、厚く積もった泥と岩石が捜索の大きな壁となっています。
「異常気象」が加速、ヒマラヤで起きていること
専門家たちは、今回の災害の原因として「気候変動による氷河の急激な融解」を指摘しています。ヒマラヤ地域は地球温暖化の影響を非常に受けやすく、2000年以降、氷の減少スピードはかつての2倍にまで加速しています。昨年8月にも同様の氷河湖決壊による洪水が発生しており、この地域では猛暑や大雨といった異常気象が「当たり前」になりつつある現状が浮き彫りになりました。
河川沿いには決して近づかないで
ネパール当局は、ボテコシ川やトリシュリ川、ナラヤニ川などの周辺地域に対し、最大限の警戒と立ち入り禁止を呼びかけています。現地では再び同様の雪崩や洪水が発生するリスクが懸念されており、被害を受けた地域では救助活動と共に住民の避難が最優先で行われています。現地の最新情報は、外務省の