【訃報】現代アーティスト・草間彌生さんが97歳で逝去 死の直前まで絵筆を握り続けた生涯
世界中に愛と衝撃を届けた水玉の魔術師・草間彌生さんが97歳で永眠
世界を舞台に活躍した現代芸術家、草間彌生(くさま・やよい)さんが、8月14日に都内の病院で亡くなりました。97歳でした。所属事務所が27日、公式サイトを通じて報告しています。死因は多臓器不全とのことです。
「亡くなる直前まで絵筆を手放さず」愛と情熱を捧げた芸術の軌跡
草間さんは、トレードマークである「水玉模様」や「網目模様」を用いた独創的な作品で、世界中の人々を魅了してきました。1957年に渡米して以来、ポップアートや環境芸術の先駆けとして活躍。1966年のベネチア・ビエンナーレで見せた「ナルシスの庭」など、前衛的な表現で国際的な評価を不動のものにしました。関係者によると、亡くなる直前まで病室で絵画制作に励んでいたといい、まさに生涯をアートに捧げた97年間でした。
文化勲章を受章、世界で最も影響力のある100人にも選ばれたレジェンド
草間さんの功績は芸術界のみならず多岐にわたります。2009年には文化功労者に選ばれ、2016年には文化勲章を受章。同年、米タイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にも名を連ねるなど、その存在感は圧倒的でした。アートのみならず小説や映画など、ジャンルを超えて表現の幅を広げ続けたその姿は、多くのアーティストにとって永遠のインスピレーションです。
「私たちは作家の遺志を受け継ぐ」今後の活動について
葬儀はすでに近親者のみで執り行われたとのことです。事務所側は「草間彌生の遺志を受け継ぎ、芸術を通して、世界中の人々に希望と未来への力を届けていきたい」とコメントを発表しています。草間さんが遺した数多くの作品や、愛と魂を込めたメッセージは、これからも世代を超えて世界中の人々の心に残り続けるはずです。
公式の発表や今後の追悼展などの詳細については、