日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さん死去 84歳で生涯を閉じる
「これ本番ですか?」宇宙から届けた伝説の第一声
日本人として初めて宇宙を体験した元TBS記者の秋山豊寛(あきやま・とよひろ)さんが、8月26日に下部消化連出血のため84歳で亡くなりました。1990年、旧ソ連の宇宙船ソユーズに搭乗して宇宙ステーション「ミール」に滞在した秋山さんの姿は、当時、日本中を熱狂させました。宇宙から地球を眺めて発した第一声「これ本番ですか」という言葉は、今でも多くの人の記憶に残る名言として語り継がれています。
ジャーナリストから農業の道へ。波乱万丈な人生
宇宙から帰還した後は、空気がおいしいと語りながらも、次第に環境問題や食の安全に関心を寄せるようになりました。勤めていたTBSを退職した後は福島県田村市で有機農業を開始し、自ら米や野菜を作る生活へシフト。2011年の東日本大震災と原発事故を経験した際には、被災者としての視点から手記