「これ本番ですか?」伝説の第一声。日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さんが死去
日本人として初めて宇宙へ飛び立った元TBS記者、秋山豊寛(あきやま・とよひろ)さんが、8月26日に下部消化管出血のため84歳で亡くなりました。1990年、旧ソ連の宇宙船ソユーズに搭乗し、宇宙ステーション「ミール」に滞在した歴史的快挙は、当時大きな話題を呼びました。
歴史的な瞬間、実は「勘違い」だった?驚きのエピソード
秋山さんといえば、宇宙からの第一声として発した「これ本番ですか」という言葉があまりにも有名です。長年、多くの日本人の記憶に残っているこのフレーズですが、実は本人も予期せぬ出来事から生まれたものでした。秋山さんが後年、母校の国際基督教大学(ICU)の校友会で明かした内幕によると、生放送開始のわずか5秒前にアナウンサーから突然呼びかけられ、それを業務連絡だと勘違いして「これ本番ですか?」と聞き返してしまったのだそうです。
本来であれば、「宇宙船から見る地球は混沌(こんとん)としている」と語る予定だったといいます。準備していた言葉ではなく、焦りから漏れた素直な一言が、結果として歴史に残る「伝説の第一声」となったのです。ジャーナリストとして駆け抜けた秋山さんの訃報に、SNSでも多くの人が追悼のコメントを寄せています。ご冥福をお祈りいたします。