なんJ大好き民のトレンドニュース

「ビデオ・アートの父」の世界へ。ワタリウム美術館「没後20年ナムジュン・パイク|じゅげむ展」で見つける新しいアート体験

投稿日:2026年09月06日

ただ眺めるだけじゃない。自分の「立ち位置」を探す特別な空間

今、東京・渋谷のワタリウム美術館で開催されている「没後20年ナムジュン・パイク|じゅげむ展」が、感度の高い若者たちの間で話題になっています。「ビデオ・アートの父」と呼ばれるナム・ジュン・パイクの没後20年を記念したこの展覧会は、単にモニターを眺めるだけの展示ではありません。会場に足を踏み入れると、まるで「森」のような空間が広がり、いたるところにテレビモニターが点在しています。作品を真正面から見るのではなく、自分自身で見やすい場所を探し、覗き込んだり首をかしげたりしながら鑑賞する体験は、まさにアートの一部になったような没入感を味わえます。

森の中で感じるジョン・ケージとヨーゼフ・ボイスへのオマージュ

本展はワタリウム美術館が半世紀にわたり築いてきたパイクとの深い絆から生まれた作品群で構成されています。特に2階の「森」のセクションでは、生きた植物とモニターが融合した《ケージの森/森の啓示》が圧巻です。これはパイクが深い親交のあった作曲家ジョン・ケージに捧げた作品で、生きた植物を使うことで彼の自然への愛と偶然性を表現しています。さらに奥へと進むと、パイクが参禅した経験を反映した《永平寺讃歌》や、彼が敬愛したアーティスト・ヨーゼフ・ボイスを追悼した《ボイス》など、歴史的な名作が並びます。映像というテクノロジーの中に、禅の心や追悼の物語が溶け込んだ不思議な世界観は、今の時代だからこそより深く心に響くはずです。詳細なアクセス情報は、ワタリウム美術館公式サイトをチェックして、ぜひ週末のお出かけプランに加えてみてください。

カテゴリー

キーワード

← トップに戻る

アート・カルチャーの関連記事

「路上、お邪魔ですか?」渋谷・松濤美術館で、“日常の当たり前”がひっくり返る体験を。

投稿日:2026年10月04日

「路上は誰のもの?」40年の歴史を振り返る注目の展覧会

皆さんは、毎日歩いている道や街角の風景を「ただの通り道」として見過ごしていませんか?渋谷区立松濤美術館で開催中の「路上、お邪魔ですか?」展は、そんな私たちが無意識に通り過ぎている「路上」の物語を再発見する、刺激的な展覧会です。1986年に赤瀬川原平らが結成した「路上観察学会」の創設40周年を記念した本展では、都市の隙間に潜むユーモアと、「路上」という空間をめぐる自由と排除の境界線を問い直します。

中野ブロードウェイで幻想的な世界観に浸る。人形作家・大山雅文個展「飾穴」開催

投稿日:2026年09月17日

繊細で美しい人形たちが中野に集結。「飾穴(かざあな)」で出会う不思議な生命力

サブカルチャーの聖地として知られる中野ブロードウェイ。その4階にある人気ギャラリー「Galleryリトルハイ」にて、人形作家・大山雅文さんの個展「飾穴(かざあな)」が開催されています。北海道を拠点に活動する大山さんが独学で磨き上げた、唯一無二の創作人形の世界を覗いてみませんか。

オアシスの兄弟愛を描いた「3億円の絵画」に盗用疑惑?写真家が提訴した驚きの真相

投稿日:2026年09月07日

伝説のツーショットが発端に!人気画家と写真家の著作権バトル

オアシスのファンなら一度は目にしたことがあるかもしれない、リアムとノエルのギャラガー兄弟がキスをする伝説的な写真。この親密な一瞬を捉えた写真が、今、アート界を揺るがす大きな裁判へと発展しています。事件の発端は、人気画家エリザベス・ペイトンが1996年に制作した絵画《アールズ・コート(リアム+ノエル)》。今年5月のサザビーズのオークションで、なんと約3億円(192万ドル)という高値で落札されたこの作品が、実は無断で「元写真」を模倣したものではないかとして、撮影した写真家ジャスティン・トーマスが提訴に踏み切ったのです。

現代アートの関連記事

秋の夜長を幻想的に彩る。福井県陶芸館のライトアップ「陶あかり」が美しすぎる

投稿日:2026年10月10日

伝統と現代アートが融合!リニューアルされた「陶あかり」の魅力とは

福井県越前町の「福井県陶芸館」にある幽石庭(ゆうせきてい)で、毎年大人気のイベント「陶あかり」が今年もスタートしました。8回目を迎える今回は、これまでの冬開催から秋へと時期を大幅に変更し、よりゆったりと楽しめるようにリニューアルされました。青や紫、黄金色に輝く最新のライトアップと、繊細な越前焼の温かみある光が庭園を包み込み、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。これまで課題だった「冬の積雪」を解消したことで、秋風を感じながら安心して散策できるようになったのも嬉しいポイントですね。

「路上、お邪魔ですか?」渋谷・松濤美術館で、“日常の当たり前”がひっくり返る体験を。

投稿日:2026年10月04日

「路上は誰のもの?」40年の歴史を振り返る注目の展覧会

皆さんは、毎日歩いている道や街角の風景を「ただの通り道」として見過ごしていませんか?渋谷区立松濤美術館で開催中の「路上、お邪魔ですか?」展は、そんな私たちが無意識に通り過ぎている「路上」の物語を再発見する、刺激的な展覧会です。1986年に赤瀬川原平らが結成した「路上観察学会」の創設40周年を記念した本展では、都市の隙間に潜むユーモアと、「路上」という空間をめぐる自由と排除の境界線を問い直します。

【伊勢・おかげ横丁】1万点の招き猫が大集合!「来る福招き猫まつり」が可愛すぎると話題に

投稿日:2026年09月29日

「招き猫の日」にちなんだ特別なイベントが開催!

三重県伊勢市の人気観光スポット「おかげ横丁」で、毎年恒例の「来る福招き猫まつり」が開催されました。9月29日は「9(くる)2(ふ)9(く)」という語呂合わせから「招き猫の日」とされており、それに合わせて全国から個性豊かな招き猫たちが集結しました。