オアシスの兄弟愛を描いた「3億円の絵画」に盗用疑惑?写真家が提訴した驚きの真相
伝説のツーショットが発端に!人気画家と写真家の著作権バトル
オアシスのファンなら一度は目にしたことがあるかもしれない、リアムとノエルのギャラガー兄弟がキスをする伝説的な写真。この親密な一瞬を捉えた写真が、今、アート界を揺るがす大きな裁判へと発展しています。事件の発端は、人気画家エリザベス・ペイトンが1996年に制作した絵画《アールズ・コート(リアム+ノエル)》。今年5月のサザビーズのオークションで、なんと約3億円(192万ドル)という高値で落札されたこの作品が、実は無断で「元写真」を模倣したものではないかとして、撮影した写真家ジャスティン・トーマスが提訴に踏み切ったのです。
「ただの色使いを変えただけ」という主張と「隠蔽」疑惑
訴状によると、原告のトーマス氏は、自身が1995年に撮影した写真をペイトンが意図的に模倣し、構図やテーマをそのまま流用したと主張しています。原告側は、ペイトンの絵画は「著作権で保護された作品をわずかにトリミングし、色を変えただけの二次的利用」であり、創造的な模写を超えていると厳しく指摘。さらに、サザビーズがオークションのカタログからトーマス氏の写真を削除した行為を「元になった証拠を隠蔽するため」だと非難しています。事件の詳細は、こちらの
繰り返される訴訟と「アートの引用」の境界線
ペイトン氏は以前にも、セックス・ピストルズの写真に関して同様の著作権侵害を訴えられた過去があります。写真家の作品を題材にして描くスタイルは彼女の作風でもありますが、今回の提訴によって「どこまでがアートとしての引用で、どこからが権利侵害なのか」という問題が改めて浮き彫りになりました。現代アートの世界で大きな価値を持つ作品が、法廷でどのような判断を下されるのか。今後の展開から目が離せません。