【実機レビュー】PC不要の衝撃!Valve「SteamFrame」は次世代のVR革命児となるか?
進化途中の「実験的」VRヘッドセット、その実力は?
ゲーム界の巨人Valveが送り出した、初の単体動作VRヘッドセット「SteamFrame」。PCとケーブルで繋ぐ必要がなく、これ一台で「Half-Life:Alyx」のような名作が遊べるという、まさに夢のようなデバイスです。3週間使い込んで分かったのは、「今のところは発展途上のベータ版だが、未来を変える可能性を秘めた革命的なデバイス」だということ。今回は、この注目のデバイスを徹底レビューします。
SteamDeckの「VR版」?その特徴と使用感
SteamFrameの外観は、いわゆるVRヘッドセットの定番スタイル。特筆すべきは、Steamのゲームをそのまま持ち出せるという利便性です。SteamOSを搭載しており、VRゲームだけでなく、仮想空間に浮かぶ大画面で通常のSteamゲームも楽しめます。ただし、バッテリー駆動時間は最大でも2時間程度と短く、今のところは「腰を据えて遊ぶ」というよりは、実験的なガジェットという側面が強いのが現状です。
装着感やレンズの性能はどう?
ディスプレイは解像度が高く、パンケーキレンズのおかげで非常に鮮明な映像を楽しめます。ただし、メガネユーザーには少し窮屈かもしれません。別売りの度付きレンズやカラーカメラモジュールといった拡張性の高さはValveらしく、自分好みにカスタマイズできる楽しさは格別です。現状ではPCからのストリーミング利用が推奨されており、無線通信用のUSBドングルを使うことで、遅延の少ない快適な環境が構築できます。
「今」買うべき?Valveの狙いとは
Valveのエンジニアが語る通り、このデバイスは「SteamOSのエコシステムの根」となることを目指しています。今後はCADデータの公開や、さらなる周辺機器の登場も期待されており、単なるヘッドセットを超えた「拡張可能なコンピューター」に進化していくでしょう。現時点では「誰にでもおすすめできる完成品」ではありませんが、ガジェット好きや新しい体験に飢えている人にとっては、触れる価値がある「未来の断片」といえます。