麻生太郎氏「86歳」の誕生日で再燃する引退説…高市政権の人事権を握る「キングメーカー」の今
86歳を迎えた麻生太郎氏、党内で囁かれる「引退勧告」の真相とは
9月20日に86歳の誕生日を迎えた自民党の麻生太郎副総裁。政界の重鎮として圧倒的な存在感を放ち続ける一方で、党内からは「86歳での現職は伝統から外れている」といった引退を促す厳しい声も上がっています。かつての藤原道長になぞらえられるほどの権勢を振るう麻生氏ですが、なぜこれほどまでに永田町で絶大な影響力を持ち続けているのでしょうか。その背景には、高市早苗首相の誕生を支えた「人事の約束」や、皇室に関連する深い関わりが大きく関係しています。
高市首相の「人事権」を縛る麻生氏の影と、鈴木俊一幹事長の去就
今、政界の最大の焦点となっているのが、内閣改造・党役員人事における鈴木俊一幹事長の処遇です。鈴木氏は麻生氏の義弟であり、高市首相が総裁選で支持を得るために「人事をお任せする」と約束したことで重職に就いています。しかし、党内からは「存在感が薄い」といった指摘も絶えません。政治ジャーナリストの青山和弘氏は、高市首相が自身のカラーを打ち出したい一方で、麻生氏の不興を買うことを恐れ、「来年の総裁選を見据えると、今すぐ鈴木氏を外すことは難しい」と分析しています。首相の座にありながら、大物実力者に人事権を縛られるという構造が浮き彫りになっています。
皇室典範改正に込めた思いと「麻生一強」の終わりなき物語
麻生氏が近年、特に執念を燃やしていたのが「皇室典範改正」でした。麻生氏は三笠宮寛仁親王妃家の信子さまの兄にあたり、皇室の親族であることに強い誇りを持っています。この背景が、今回の皇室典範改正において大きな影響力を発揮したと見られています。自身の政治的信念と絶大な権力を武器に、86歳となった今もなお政界の舵取りを担う麻生氏。今後、彼がいつまで権力の中枢に留まるのか、そして若手政治家たちが台頭する中でどのような幕引きを迎えるのか、その動向から目が離せません。