高市首相に「答弁崩壊」の危機?総裁選の中傷動画疑惑で揺れる自民党の裏側
「絶対にない」から「確信が持てない」へ…何が起きているのか
2026年5月、史上初の女性首相として高い支持率を誇る高市早苗首相に、大きな試練が訪れています。昨年行われた自民党総裁選の際、陣営が他候補を貶めるための「中傷動画」を作成・拡散していたのではないかという疑惑が週刊文春などで報じられ、波紋を広げているのです。
「答弁崩壊」とも言える迷走の1カ月
当初、高市首相は疑惑を完全に否定し、「動画作成者との面識も一切ない」と国会で力強く言い切っていました。しかし、共同通信が動画作成者と首相秘書の打ち合わせ音声を報じるなど、事態は急展開。沈黙や否定を続けていた首相の答弁は、1カ月以上の時間をかけて徐々に後退していきました。最終的には、信頼していた秘書の「勘違い」という説明に追い込まれ、世間からは「答弁崩壊」ではないかという厳しい声も上がり始めています。
麻生太郎氏の狙いは?「男系男子」養子案への影響
この混乱の中で注目されているのが、自民党内での麻生太郎副総裁の存在です。高市首相の足元が揺らぐ今、党内には「高市氏の政治基盤が不安定になることで、結局は麻生氏が長年悲願としてきた皇室典範の改正(男系男子の養子案)だけが現実味を帯びて実現するのではないか」という穿った見方も広がっています。大胆な政策を掲げていたはずの女性首相が、足元のトラブルで自らの政治的矜持を失えば、国民の期待はどうなるのでしょうか。今後の政局の動きから目が離せません。