【台風25号】千葉・印旛沼で堤防が決壊!冠水した住宅街でカヌーを漕ぐ住民たち…「建てたばかりの倉庫が」悲痛な声も
台風が去った後の悲劇…「安心した」矢先の堤防決壊
台風25号の影響により、全国で死者10名、行方不明者4名という甚大な被害が出ています。特に深刻な状況が続いている千葉県では、雨が止んで台風が過ぎ去ったはずの22日早朝に印旛沼の堤防が決壊するという、予期せぬ事態が発生しました。決壊により大量の水が周辺の住宅街や農地に押し寄せ、広範囲が冠水する事態となっています。
「今年8月に建てたばかりなのに…」言葉を失う住民たち
被害を受けた農家の男性は、命からがらトラクターで脱出した際の緊迫した状況を語りました。「台風が去って安心していたら、足元にどんどん水が流れてきた。あっという間だった」と振り返ります。男性が今年8月に建てたばかりだという水色の倉庫は、濁流に飲み込まれ、現在も近づくことができない状態です。また、別の住民は大切なペットを救うためにボートを出したものの、現場に近づけず救助を断念せざるを得ないなど、未だ多くの人が深い悲しみと不安の中にいます。
カヌーで自宅へ…変わり果てた街の姿
上空から捉えた映像では、印旛沼と道路の境界線が完全に消え去り、一面が茶色の水に覆われている様子が確認できます。電柱は折れ曲がり、無数のソーラーパネルが水没するなど、かつてののどかな田畑の風景は見る影もありません。水が引く気配がないため、カヌーやボートを使って自宅に戻る住民の姿も目立ちます。中には「家の中で薬が水に浮いていた」と、浸水の深刻さを物語る悲痛な証言もありました。一日も早い復旧と、被災された方々の安全を心から願うばかりです。最新の気象情報や避難情報は、