世界10カ国で壁画を描いたアーティストが贈る「平和のメッセージ」―佐賀市の小学校へ絵本を寄贈
遠い国の物語が子どもたちの心をつなぐ、色鮮やかな絵本
世界を舞台に、壁画アートを通じて人々と交流を続けてきた佐賀市出身のアーティスト、ミヤザキケンスケさんが、平和への願いを込めた絵本「たいようがみた話」を地元の子どもたちへ届けました。29日に佐賀市の嘉瀬小学校で行われた贈呈式には、子どもたちのワクワクした視線が集まりました。
紛争や貧困を越えて。アートが教えてくれる「世界のつながり」
ミヤザキさんは、これまでにウクライナやパラオなど10カ国を訪れ、困難な環境にある地域で現地の人々とともに巨大な壁画を制作してきました。今回贈られた絵本は、5カ国の昔話をミヤザキさん独自の感性で色鮮やかに描き出したもの。単なる物語集ではなく、「遠い国で生きる人たちも、自分たちと同じように暮らしている」という温かなつながりを感じさせてくれる一冊です。「実際に会った人たちが描いた壁画の力を知ってほしい」と語るミヤザキさんの言葉には、次世代へ平和を繋ぎたいという強い想いが込められています。
佐賀市の全小学校へ。子どもたちの未来を彩る一冊
絵本を受け取った児童からは「絵がカラフルでとっても素敵!早く読んでみたい」と喜びの声が上がりました。今回の取り組みにより、佐賀市内すべての小学校36校と市の関連施設に絵本が寄贈されました。世界を巡り、多くの出会いを経験したアーティストが紡ぐ物語は、子どもたちの心に広い世界への好奇心と、多様性を認める優しい気持ちを育んでいくことでしょう。ミヤザキケンスケさんの今後の活動については、公式情報もぜひチェックしてみてください。