BRICSサミット開幕!対立する中東各国をモディ首相が一本化、異例の共同声明へ
中東の緊張を乗り越え、BRICSが結束をアピール
インドのニューデリーで開催されたBRICS首脳会議にて、モディ首相が驚きの外交手腕を発揮しました。中東での軍事衝突や参加国同士の貿易摩擦が深刻化する中、対立する国々をまとめ上げ、共同声明の採択に成功したのです。7年ぶりにインドを訪問した中国の習近平国家主席や、ロシアのプーチン大統領、イランのペゼシュキアン大統領らも出席し、極めて注目度の高い会議となりました。
複雑な利害関係を調整、背景には原油価格の高騰も
今回の会議が難航した背景には、イランによる周辺国への攻撃や、それに伴う原油価格の急騰(1バレル110ドル近く)という緊迫した状況がありました。イラン、サウジアラビア、UAEといった、地政学的な立場が全く異なる国々を説得するため、交渉は開幕直前まで続いたといいます。この合意は、イランと対立する国々とも関係を維持するモディ首相にとって、大きな外交的勝利といえるでしょう。
「グローバル・サウス」の発言権強化を訴える
モディ首相は演説の中で、「グローバル・サウス(新興・途上国)は危機の影響を最も受けているにもかかわらず、意思決定の場では後回しにされている」と指摘。現在の国際社会を「特権のピラミッド」と表現し、すべての国が対等に発言できる「パートナーシップの基盤」へ変えていくべきだと強調しました。世界が二極化する中、BRICSという枠組みが今後どのように影響力を強めていくのか、引き続き注目が必要です。
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