【キリン杯】「オーストラリア戦を思い出した」中村敬斗、劇的アシストの裏側にある“4バック”の強みとは?
圧倒的な個の力!中村敬斗が魅せた「縦突破」の極意
10月5日に行われたキリン杯決勝、日本対ニュージーランド戦。途中出場ながら試合の流れを一気に変えたのは、MF中村敬斗(リヨン)でした。後半36分、鮮やかなドリブルで左サイドを切り裂くと、最後は堂安律選手の決勝ゴールを完璧なパスで演出。試合後、中村選手がこのプレーのヒントとして語ったのが、あの記憶に残るオーストラリア戦でした。「相手がカットインを強く警戒していたのでスペースが空いた」と語る通り、得意のシザースフェイントから縦へと仕掛けるプレーは圧巻。まさに「ちぎれる」と確信した瞬間の鋭い突破が、日本の勝利を引き寄せました。
「4バックなら攻撃に専念できる」中村敬斗が語る戦術のメリット
今回の試合で採用されたのは、従来の3バックではなく4-2-3-1という布陣。左サイドハーフとして出場した中村選手は、守備の負担が軽減されたことで持ち味である攻撃性能を最大限に発揮しました。本人も「あまり後ろに戻る必要がなく、攻撃に専念できた」と、そのやりやすさを強調しています。さらに、この布陣の最大のメリットは攻撃の厚みにあります。ウイングバックでは難しいとされる、逆サイドからの飛び出しやゴール前への絡みも、4バックの形であればよりスムーズに実行可能。「4ならではの良さが出た」と、チームの戦術的進化に大きな手応えを感じている様子でした。
途中出場のスペシャリストとして、次はさらなる高みへ
今シリーズ、伊東純也選手らベテラン勢から大きな刺激を受けたという中村選手。途中出場という限られた時間の中で、いかに試合の流れを劇的に変えるかという課題に対し、今回の決勝で見事に役割を果たしました。オフサイドにはなったものの、FW上田綺世選手へ送った絶妙なラストパスなど、崩しのバリエーションも増えています。今や日本代表の攻撃において欠かせない“ジョーカー”であり、“エース”候補。これからも中村敬斗選手の華麗なドリブルと勝負強いプレーから目が離せません!今回の試合の詳細は、ぜひ