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前場の日経平均反落、円高が重し-半導体株高は支え

投稿日:2026年01月28日

2月28日の東京株式市場では、日経平均株価が反落。前営業日比で303円57銭安の5万3029円97銭で取引を終えました。これは、為替市場で円高が進んだことが主な要因です。特に、輸出企業にとっては円高は痛手となり、株価への悪影響が大きくなっています。

円高が進んだ背景と輸出株への影響

前日の取引時間中には154円台半ばで推移していたドルが、足元では152円台後半に下落。この急激な円高は、自動車などの輸出株にとって重荷となりました。輸出企業は、海外で得た収益を円に換算する際に不利になるため、株価が下落しやすくなります。

半導体株高が相場を支える

一方で、半導体・AI関連銘柄堅調に推移し、相場全体の下落を食い止めました。これは、前日のアメリカのハイテク株高が日本市場にも波及した結果です。特に、日経平均株価に大きな影響を与える指数寄与度の大きい半導体株の上昇が、相場を下支えしました。

今後の注目点

市場関係者の間では、「足元は為替動向に左右されやすい動きとなっており、さらに円高が進行した場合は株価の上値が重くなりやすい」との指摘が出ています。また、取引終了後にはアドバンテストの決算発表が控えており、その内容に注目が集まっています。アナリストは「好業績はある程度織り込まれているため、決算後に素直に買われるかどうか試される」と見ています。

TOPIXと業種別動向

TOPIXは0.96%安の3529.22ポイントで午前の取引を終了しました。東証プライム市場の売買代金は3兆4246億9300万円でした。業種別では、非鉄金属、鉱業、海運などが値上がりしましたが、化学、輸送用機器、その他製品など多くの業種が値下がりしました。

個別銘柄の動向

個別銘柄では、ソフトバンクグループが上昇。フジクラ、住友電気工業も大幅高となりました。一方、前日に決算を発表した信越化学工業は10%超の下落率で、プライム市場で最も大きく下落した銘柄となりました。伊藤園も業績見通しを下方修正した影響で大幅安。トヨタ自動車や任天堂も売られました。

今回の市場の動きは、為替相場と個別企業の決算発表が複雑に絡み合っていることを示しています。今後の市場動向を注視し、慎重な投資判断が求められます。

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