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日本のシルクが消滅の危機?養蚕農家が過去最少の113戸、高齢化で後継者不足が深刻化

投稿日:2026年02月24日

日本の伝統産業である養蚕が、深刻な危機に瀕しています。大日本蚕糸会によると、2025年の全国の養蚕農家数が過去最少の113戸となり、このままでは日本のシルクが失われる可能性が指摘されています。

養蚕農家の現状:高齢化と後継者不足

養蚕農家の高齢化は深刻で、2024年の経営者の65%が70歳以上。さらに、そのうちの86%に後継者がいないという厳しい状況です。2025年には、高齢を理由に18戸が廃業しました。かつて日本の輸出を支えた一大産業だった養蚕ですが、安価な化学繊維の普及や輸入生糸の増加により、衰退の一途をたどっています。

生産量の減少と国産生糸のシェア低下

養蚕農家が残る地域は全国で18都県のみ。最も多い群馬県でも47戸と、年々減少しています。繭の生産量も前年比で7トン減の31トンと落ち込み、国内の絹需要に占める国産生糸のシェアはわずか0.13%(2024年)まで低下しました。

価格の問題と消費者の理解

養蚕農家が直面する大きな課題は、繭価格の低さです。1キロの繭を生産するのに4400円かかるのに対し、実際の販売価格は2665円にとどまります。大日本蚕糸会は、この価格転嫁の難しさを訴え、まずは国産生糸の価値を消費者に理解してもらうことが重要だと考えています。

未来への提言:フォーラムとサポーター制度の発足

大日本蚕糸会は、養蚕業の現状を広く知ってもらうため、3月13日に都内でフォーラムを開催します。このフォーラムでは、国産生糸の歴史的・文化的価値について理解を深め、養蚕業を応援するための「サポーター制度」の発足を準備しています。この制度は無料で登録でき、養蚕に関する情報発信を通じて、より多くの国民に日本の養蚕の価値を知ってもらい、応援してもらうことを目指しています。

フォーラムの詳細は、大日本蚕糸会ウェブサイトで確認できます。日本の伝統産業を守るために、私たち一人ひとりができることを考えてみましょう。

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