映画『女性の休日』から見えた日本のジェンダー格差…9割が「性的役割分業」にモヤモヤ
3月8日の国際女性デーを目前に、映画『女性の休日』をきっかけにジェンダー平等を考える「大ブレスト会議」が2026年3月5日に開催されることが発表されました。このイベントを前に、FRaUとNewsPicksforWEが実施したアンケート結果が公開され、日本のジェンダー格差に対するリアルな声が明らかになりました。
映画『女性の休日』とは?
映画『女性の休日』は、1975年にアイスランドで起きた女性たちが一斉に仕事をストライキし、社会を動かした実話を基にしたドキュメンタリー作品です。この歴史的な出来事をヒントに、日本でも何ができるのかを議論する場として今回の「大ブレスト会議」が企画されました。
アンケート結果:9割が「性的役割分業」にモヤモヤ
アンケートで「性的役割分業」について尋ねたところ、なんと89%もの人が「ある」と回答しました。これは、約9割の人が日常生活でジェンダーによる固定観念や不平等を感じていることを示しています。
具体的な声:「仕事の断絶」「無償労働」「固定概念」
「ある」と回答した人からは、以下のような具体的な声が寄せられました。
- 仕事と育児の両立の難しさ:「産休や育児休業を取得することで仕事が中断され、キャリアに影響が出る」「保育園のお迎えや家事の負担が女性に偏る」
- 社会構造の問題:「女性が少ない業界では、仕事の質や量に差が出やすい」「飲み会での顧問契約など、男性が有利な構造が変わらない」
- 幼少期からの固定観念:「『女の子だからお手伝いしなさい』と言われた経験」「男性に難しいプロジェクトがアサインされる」
- 無意識の偏見:「夫が帰ってくるまでにご飯を炊いておこうと思う」「家事との両立を考えて在宅の仕事を選んだ」
男性からの意見も:「生きづらさ」「負担」
アンケートには、男性からの意見も寄せられました。助産師から家事をしていない前提で話されたり、PTAや習い事の場に男性が一人だったり、「男性は働き続けるべき」という固定概念に縛られていることへの負担感などが語られています。
ジェンダー平等に向けて、私たちにできることは?
今回のアンケート結果は、日本のジェンダー格差が根深く、社会全体で取り組むべき課題であることを改めて浮き彫りにしました。「大ブレスト会議」では、映画『女性の休日』を参考に、日本で何ができるのか、具体的なアクションプランを議論していく予定です。ジェンダー平等な社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが意識を変え、行動していくことが求められています。