米軍、イラン攻撃に備え初の自爆ドローン部隊を投入準備!高額ドローンからの転換は消耗戦に対応か?
トランプ前大統領時代にイランとの緊張が高まる中、米軍が初の自爆型ドローン部隊をイラン攻撃に備えて投入準備を進めていることが明らかになりました。この部隊は、従来の高額な無人機に代わる、低コストで大量投入可能な新たな戦力として注目されています。
タスクフォース・スコーピオンとは?
このドローン部隊は「タスクフォース・スコーピオン」と呼ばれ、米軍の実験的な無人機部隊を発展させたものです。米中央軍のティム・ホーキンス報道官によると、現在作戦準備が整っているとのことです。部隊設立の背景には、イランの核開発を巡る交渉への圧力を強めるため、米軍が中東地域に増派されたことがあります。当時の中東地域に集結した米軍戦力は、2003年のイラク侵攻以来最大の規模となりました。
高額ドローンからの転換、消耗戦に対応
専門家は、自爆型ドローン部隊の配備は、数百万ドル規模の高額な無人機への依存からの「転換」を示すものだと指摘しています。高価なMQ-9リーパーのような無人機は、安価な無人機を大量投入する消耗戦においては、コストパフォーマンスが低いという問題がありました。
LUCAS(低コスト無人戦闘攻撃システム)とは?
タスクフォース・スコーピオンが使用するドローンは、低コスト無人戦闘攻撃システム(LUCAS)と呼ばれるもので、1機あたり約3万5000ドル(約540万円)と見積もられています。アリゾナ州のスペクトルワークスが製造しており、自爆攻撃、偵察、海上攻撃など、多様な任務に対応可能です。中央軍は、このドローンについて「航続距離が長く、自律運用するよう設計されている」と説明しています。
イランとの協議は継続中
現在、米国とイランの間では、イランの核開発に関する協議が継続されています。26日にはジュネーブで協議が行われ、イランのアラグチ外相は良好な進展があったとし、新たな協議が「非常に近く」、おそらく「約1週間以内」に行われる可能性があると述べています。しかし、米軍の自爆ドローン部隊の投入準備は、依然として緊張状態が続く中東情勢を反映していると言えるでしょう。
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