西東京4人母子心中事件に新展開!母親と死亡男性が事件直前に羽田空港へ…タクシー運転手が証言
12月19日に西東京市で発生した、野村由佳さん(36)と3人の息子さんの死亡事件。当初は母親による無理心中と見られていましたが、新たに野村さんの“知人男性”である中窪新太郎さん(27)の遺体が発見され、事件は複雑化しています。事件の真相に迫る新たな証言が明らかになりました。
事件の端緒はマンションの賃貸契約書
捜査の過程で、野村さん一家の自家用車から練馬区内の賃貸マンションの賃貸契約書が見つかりました。警察がマンションを捜索した結果、クローゼットの中から中窪さんの遺体が発見されたのです。2人は交際関係にあったと見られています。
司法解剖の結果、中窪さんが殺害されたのは、野村さんが亡くなる5日前の12月14日から15日にかけてと推定されています。野村さんは事件現場となった部屋を何度も訪れ、消臭剤や空気清浄機を持ち込んでいたことも判明しました。親しい関係だった2人の間に、事件直前に何らかのトラブルがあった可能性が浮上しています。
事件16日前、野村さんと中窪さんは羽田空港へ
事件から遡ること16日前の12月3日、野村さんと中窪さんが羽田空港へ向かっていたことが明らかになりました。2人を空港に送り届けたタクシー運転手は、当時の様子を証言しています。
「思いつめた雰囲気」だった野村さん
タクシー運転手によると、午後2時頃に駅のロータリーで待っていると、パーカーのフードを被った30代の女性がスーツケースを持って乗車してきたとのこと。女性こそが野村さんでした。運転手は当初、女性が誰であるかは知りませんでしたが、年末に警察から事情聴取を受けた際に、今回の事件と関連があることを知ったそうです。
運転手は、野村さんから「今日、この後、友だちと羽田空港に行く予定があるから、タイミングが合えば迎えに来てくれませんか」と提案を受け、連絡先を交換。1時間後、野村さんから電話があり、再度マンションを訪れました。
“友人”との意外な関係
マンション前で野村さんと合流すると、彼女は黒っぽい服装の若い男性と連れ立っていました。その男性こそが、報道で顔写真を目にした中窪さんだったと証言しています。運転手は、野村さんが「友人」と呼んでいたことから、女性の友人とばかり思っていたそうです。
3つのスーツケースと“夜逃げ”の予感
運転手を驚かせたのは、中窪さんがスーツケースを2つも引きずっていたこと。野村さんのスーツケースと合わせると、合計3つもの荷物になったため、車のトランクに入りきらず、1つは後部座席に置かざるを得ませんでした。「どうしてこんなに大荷物なのか不思議に感じました。“夜逃げでもするのかな”と思ったほどです」と運転手は振り返っています。
このタクシー運転手の証言は、事件の真相解明に繋がる重要な手がかりとなるかもしれません。警察は、野村さんと中窪さんの関係性や、羽田空港へ向かった目的などを詳しく調べています。