侍ジャパン、WBCで捕手分担制か?台湾戦から続く過酷な日程に備え、3人の実力者を活用
3月6日から始まるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグに臨む日本代表「侍ジャパン」が、対戦相手ごとに捕手の分担制を敷く可能性が出てきました。井端監督は、事前合宿でその構想を明かしており、過密日程と相手チームの研究が重要となる今大会で、捕手陣の負担軽減と最適な起用を目指すようです。
過密日程と相手国研究が鍵
侍ジャパンは、6日の台湾戦を皮切りに、7日に韓国、8日にオーストラリア、10日にチェコと対戦します。井端監督は「初戦から3連戦で、終わった瞬間に次、次となる。その中で投げる投手も変わる」と、試合間隔の短さと、各チームの対策の必要性を指摘しました。捕手は、投手との連携はもちろん、相手打者の特徴を把握し、配球を組み立てる重要な役割を担うため、その負担は大きいと言えます。
3人の実力者をどう起用?
井端監督は、若月健太(オリックス)、坂本誠志郎(阪神)、中村悠平(ヤクルト)の3人の捕手に信頼を寄せています。「いい捕手がいるので、それ(分担制)ができる」と語っており、それぞれの得意なプレースタイルや、相手チームとの相性を考慮した起用が予想されます。
過去のWBCでの捕手起用例
過去のWBCでも、日本代表は状況に応じて捕手を変更してきました。2006年の優勝時は里崎智也(ロッテ)が正捕手を務めましたが、2次リーグの米国戦ではベテランの谷繁元信(中日)が先発マスクをかぶりました。2009年の連覇時は城島健司(マリナーズ)が中心でしたが、前回大会では中村悠と甲斐拓也(当時ソフトバンク)が先発機会を分け合いました。
選手たちの意識
中村悠は自身の経験から「WBCは体もメンタルも、1試合でかかる負担が大きい」と分担制への理解を示しています。しかし、途中出場も視野に入れ、常に準備を怠らない姿勢を強調しています。坂本も「行けと言われたところで行くだけ。全部、どの試合も同じ準備をする。やることを変えるつもりはない」と、プロ意識の高さを見せています。
侍ジャパンは、捕手陣の分担制を含め、様々な戦術を駆使してWBCの頂点を目指します。今後の代表活動に注目が集まります。