宮尾俊太郎が『パリに咲くエトワール』を絶賛!「芸術の力で国境を超えて輪が作れる」
3月13日全国公開のオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』のK-BALLETTOKYOコラボ特別試写会が3月3日に新宿ピカデリーで開催され、K-BALLETTOKYOの芸術監督を務める宮尾俊太郎さんが登壇しました。
作画の美しさに感動!ジブリ作品との共通点も
宮尾俊太郎さんは、映画を鑑賞後、その作画とアニメーションの美しさを絶賛。「幼少の頃からジブリ作品を見て育ったので、懐かしい思い出に浸りながらも、現代技術によるカメラワークや絵の美しさに圧倒されました。古典的なものと現代技術の融合が素晴らしい」と語りました。
また、世界情勢についても触れ、「芸術の力は国境を超えて人々の心を繋ぐことができる。この映画を観て改めて確信しました」と、芸術が持つ力について力強く語りました。
バレエシーンの精密さに驚き!プロの視点からの評価
宮尾俊太郎さんは、プロのバレエダンサーとして、本作のバレエシーンについても言及。「絵がバレエのことを深く理解している。音楽と動きが非常に調和しており、アニメーションでバレエの動きを精密に表現するのは難しいのですが、それをしっかりと作り上げていることに感銘を受けました。」と、その技術を高く評価しました。
さらに、バレエの動きには常にねじりが伴うため、それをアニメーションで表現することの難しさにも触れ、作画のクオリティの高さを強調しました。
パリの街並みに懐かしさを感じる
主人公のフジコや千鶴と同年代の頃にフランス・カンヌへ留学していた宮尾俊太郎さんは、作品に描かれたパリの街並みに自身の経験を重ね合わせ、「年月が経った“良き古さ”を感じさせる街並みが美しく、留学中に感じた街の情景や夕陽の美しさが蘇ってきました。まるで当時の風や香りが漂ってくるようでした」と、リアルな描写に感嘆しました。
弱さをさらけ出す勇気を力強く語る
宮尾俊太郎さんは、夢を追うフジコと千鶴の姿に触れ、「弱さをさらけ出す勇気を持つことは非常に大切。周りの人に助けを求め、自分の足りないところを学ぶことは成長に繋がる。そして、いつか自分が助ける側になれる」と、人生の先輩として温かいメッセージを送りました。
宮尾俊太郎さんは最後に、「大変な時代ですが、この映画を観て勇気をいただきました。皆さんもこの時間を楽しんでください」と締めくくりました。