イスラエル、イラン攻撃に8割以上が支持!「戦争が最初の手段」と化す中東情勢の緊迫化
イスラエルによるイランへの攻撃が続く中、イスラエル国内で実施された世論調査で、今回の攻撃を支持する市民が8割以上に達することが明らかになりました。アメリカのトランプ前大統領はイランに対し無条件降伏を要求するなど、事態は深刻化の一途をたどっています。本記事では、この緊迫する状況を分かりやすく解説します。
なぜイスラエル市民は攻撃を支持するのか?
今回のイスラエル市民の圧倒的な支持の背景には、「イランを打倒しなければ、終わりのない戦いが続く」という強い危機感があります。国家安全保障研究所の研究員アビエル・ギートリン氏は、「イスラエル人はイランを脅威と認識しており、2023年10月7日のハマスによる攻撃や、北部でのヒズボラとの戦闘は、いずれもイランからの支援を受けている」と指摘します。
つまり、イスラエル市民は、イランが紛争の根源だと捉え、イランへの対処こそが平和への道だと考えているのです。この思いが、今回の攻撃に対する高い支持率につながっています。
政治の世界も一致団結
この空気は政治の世界にも広がり、ネタニヤフ首相と対立してきた最大野党の党首ラピド氏も、「今回の作戦は政府が正しい。イランとその代理勢力に対し、行動を取るべきだった」と政府を支持しています。他の野党党首も「正義の戦争だ」と表明しており、政治の側からは疑問の声はほとんど聞こえてきません。
異議を唱える声も…「戦争が最初の手段になってしまった」
しかし、市民の中には異議を唱える声も存在します。フリージャーナリストのヒラ・ドヴさんは、「私たちの命に関わることも、政府の要人たちは話題にしない。全ては私たちの犠牲の上に成り立っている」と、政府の姿勢を痛烈に批判しています。
ドヴさんは、メディアが政府や市民感情に反する報道を控えていると主張し、異なる意見を持つ人の声がかき消されてしまうことを懸念しています。「戦争というのは本来、国家が政策を進めるための最後の手段。でも今はそれが最初の手段になってしまった」と、彼女は警鐘を鳴らします。
日本政府、中東からの日本人輸送を検討
イラン情勢の悪化を受け、日本政府は早ければ7日以降、民間のチャーター機などを使い、中東4か国に滞在する日本人の輸送を行う予定です。また、イランで拘束されている日本人2名についても、安全を確認しているとのことです。
今後の情勢がさらに悪化する可能性も考慮し、日本政府は引き続き情報収集を行い、適切な対応を取っていく必要があります。