トランプ大統領、ホルムズ海峡巡る圧力は「まだ早い」と発言 同盟国の対応に不満も
トランプ大統領は31日、イラン情勢を巡り、ホルムズ海峡の航行再開をイランに迫る取り組みを「まだやめる時期ではない」との考えを示しました。CBSニュースのインタビューで語った内容を基に、現状を分かりやすく解説します。
米軍の撤退時期は?
トランプ大統領は、米軍を「いずれは引き揚げる」としながらも、現時点ではないと明言。ただし、「長くはかからないだろう。予定より2週間ほど早い段階にある」と、比較的早期の撤退を示唆しました。具体的な時期については触れませんでした。
同盟国の対応への不満
今回の発言で注目すべきは、英国をはじめとする同盟国が、米国とイスラエルの対イラン軍事作戦に軍事資産を派遣していないことへの不満を改めて表明した点です。トランプ大統領は、「イランは壊滅的な打撃を受けており、ホルムズ海峡には実質的な脅威はない」と主張しました。
石油の確保は「自力で」
さらに、「石油が欲しいなら、各国は自分たちで取りに来ればいい。自分たちで何かをする時だ」と発言し、自国だけで石油の安全確保を図るよう各国に促しました。これは、これまで米国が負担してきた中東地域の安全保障に対する考え方の変化を示唆しているとも解釈できます。
ホルムズ海峡は、世界の石油輸送の要所であり、イラン情勢の緊迫化は、世界のエネルギー市場に大きな影響を与える可能性があります。今後の動向から目が離せません。