昨季女王・佐久間朱莉、開幕戦V!亡き師匠・尾崎将司さんへの熱い想いと涙の優勝
昨季4勝で年間女王に輝いた佐久間朱莉選手(23)が、今季開幕戦ダイキンオーキッドレディスで劇的な勝利を飾りました。亡くなった師匠である尾崎将司さん(享年78)への想いを胸に、圧巻のプレーで優勝をささげた佐久間選手の姿に、多くのファンが感動しています。
師匠・尾崎将司さんへの深い想い
昨年12月に急逝した尾崎将司さん。佐久間選手にとって、ジャンボこと尾崎さんは人生の師であり、心の支えでした。尾崎さんの死後、ショックで食事も喉を通らず、外出する気力も失っていた佐久間選手。それでも、「ジャンボさんは(空から)絶対に見ていてくれる」と信じ、再びゴルフコースへと立ち返りました。
沖縄へ向かう直前には、尾崎邸を訪れ「今年も行ってきます」と挨拶。そして、今大会の優勝を尾崎さんに届けたいという強い想いを胸に、プレーに臨みました。
開幕戦V!貫禄のプレーで逃げ切り
大会最終日、単独首位でスタートした佐久間選手は、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算16アンダーでフィニッシュ。2位の永井花奈選手に1打差で今季開幕戦を制しました。序盤からリードを広げ、後半は冷静にパーを並べるなど、貫禄のプレーで逃げ切りました。
18番グリーンでの表彰式では、涙があふれました。「開幕戦から優勝という形でスタートできた。この優勝をジャンボさんに届けたいです」と、熱い想いを語りました。
昨季女王から更なる高みへ
昨季は初の年間女王に輝いた佐久間選手。しかし、満足することなく、更なる高みを目指しています。「目標はまだ上にある。好きなゴルフをもっと上手になりたい」と語り、オフには沖縄・宮古島や米アリゾナ州で1カ月近くの合宿を敢行。ツアー屈指のショットメーカーとして知られる佐久間選手は、球の回転軸と回転数にまでこだわり、武器を磨き続けました。
今季の目標は「年間5勝」。絶好のスタートを切った佐久間選手は、「(尾崎さんに)まだ始まったばかりだぞといわれそう」と慢心することなく、これからも師匠の想いを胸に、戦い続けていくでしょう。
佐久間選手の今後の活躍に、期待が高まります。