東北、37年越しの雪辱!帝京長岡に勝利しセンバツ初勝利!
3年ぶり21回目のセンバツ出場となった東北高校が、1987年夏の甲子園でノーヒットノーランを食らった帝京長岡高校に5-1で勝利し、センバツで22年ぶり、夏を含めても17年ぶりの甲子園勝利を飾りました。
因縁の対決を制す!
この試合は、過去の因縁が注目を集めました。帝京長岡の芝草宇宙監督は、1987年夏の甲子園2回戦で当時帝京高校のエースとしてノーヒットノーランを達成。東北高校にとっては、37年越しの雪辱戦となりました。
試合後、東北高校の我妻敏監督は、笑いながら「先輩の斎藤隆さんからは“Hランプを灯してくれ”と言われておりました」と明かしました。斎藤隆氏は、87年夏の試合で芝草監督に抑え込まれたOBで、日米7球団でプレーしたレジェンドです。その言葉に応えるように、東北高校は初回から積極的に攻撃を仕掛けました。
機動力で相手を揺さぶる!
東北高校は、この試合で機動力を最大限に活かしました。何度も盗塁やヒットエンドランを仕掛け、相手バッテリーを揺さぶり、効果的に得点を重ねました。初回2死満塁からは、梅田昊青選手、三浦毅大選手の2者連続押し出し四球で2点を先取。2回には、松本叶大選手の左犠飛、進藤翔愛選手の右前適時打でさらに2点を加点しました。
投手陣も安定!
投手陣も素晴らしいパフォーマンスを見せました。公式戦初先発の金沢龍希投手(3年)が、チェンジアップを駆使した打たせて取る投球で5回を3安打1失点に抑え、試合の主導権を握りました。その後は、市川翔央投手(3年)、狩野哲平投手(3年)、石崎隼投手(2年)がリレーでつなぎ、リードを守り切りました。
悲しみを乗り越えて
東北高校は、昨年11月に佐藤洋前監督を急性大動脈解離により突然の死で失いました。我妻監督は「前監督がつくったチーム。それを引き継いで今、戦っています」と語り、佐藤前監督の遺志を継いで甲子園の舞台で勝利を掴んだことを報告しました。
この勝利は、東北高校にとって、過去の因縁を乗り越え、新たな歴史を刻む一歩となるでしょう。