「あかりさんがいなかったら、ジゴク(笑)。すごい人」トミー・バストウが語る「ばけばけ」裏側と髙石あかりへの熱い思い
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で話題のイギリス人俳優、トミー・バストウさん。最終回を目前に控え、大阪でのインタビューで、役者として苦悩していた時期を乗り越えられた理由や、共演者の髙石あかりさんへの深い思いを語りました。本記事では、そのインタビュー内容を基に、トミー・バストウさんの魅力に迫ります。
小泉八雲との共通点「ちょっと“冒険者”」
トミーさんは、ドラマのモデルとなった小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と自身の共通点について、「山ほどある」と語ります。ハーンが、白人文化からはじかれている感覚を持ち、常にアウトサイダーとして生きていたように、自身もどこに行っても「自分はここ」という帰属意識を持てなかったと明かしました。
イングランド出身でありながら、母親がギリシャ人、父親の故郷アイルランドでも少数派だったハーン。そして、片目が見えないというハンディキャップも抱えていた彼は、主流の文化に馴染めない“冒険者”としての感覚を持っていたと考えられます。トミーさんもまた、幼少期から反抗的で体制や宗教にアンチな面があり、問題を起こすことも多かったと振り返っています。
現在、友人たちは結婚してイギリスで落ち着いている中、トミーさんは「なんでそこにいるの?」「なんでそんなことしてるの?」と周囲から疑問を投げかけられることも。しかし、帰る場所がないわけではないにも関わらず、常に動き回っていたいという“冒険者”としての性格が、彼を突き動かしているようです。
「雪女」に込めた想い
小泉八雲の「怪談」の中で、トミーさんが最も好きなのは「雪女」。この物語は、怪談でありながらも、「結婚して、愛している相手でも、ある日ふと、何かのきっかけで知らない顔を見せることがある。その瞬間が本当に恐ろしく感じられる」と語り、その深い洞察力に感銘を受けていることを明かしました。
髙石あかりへの「熱すぎる思い」
以前のインタビューでも話題になった、共演者の髙石あかりさんへの思い。トミーさんは、「あかりさんがいなかったら、ジゴク(笑)。すごい人」と、その才能と存在感の大きさを語っています。撮影現場での二人の関係性や、互いに刺激し合い、高め合っている様子が伺えます。
「ばけばけ」は3月27日に最終回を迎えますが、トミー・バストウさんの今後の活躍にも注目が集まります。彼の言葉からは、“アウトサイダー”としての視点が生み出す、唯一無二の魅力が感じられます。