ミラノ五輪銀メダリスト・坂本花織、現役ラストSPでシーズンベスト!世界選手権で首位発進
2月に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪で銀メダルを獲得し、多くのファンを魅了してきた坂本花織選手(25歳=シスメックス)。今大会が現役最後の試合となるフィギュアスケート世界選手権(チェコ・プラハ)の女子ショートプログラム(SP)で、シーズンベストとなる79.31点をマークし、見事首位発進を果たしました。
スピード感と笑顔に観客大歓声
32番の滑走で登場した坂本選手は、今季SPで使用している「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」のメロディーに乗せて、情感あふれる演技を披露。冒頭の3回転ルッツは高いGOE(出来栄え点)を獲得し、続く代名詞であるダブルアクセル(2回転半ジャンプ)も美しい軌道で着氷。トリプルアクセルを含む連続3回転ジャンプも完璧に決めました。
ジャンプだけでなく、スピンも最高評価のレベル4を獲得するなど、全ての要素を着実にこなし、高得点を獲得。演技を終えると、満面の「かおちゃんスマイル」で観客に手を振り、会場からはスタンディングオベーションが起こりました。自己ベストにはわずかに及ばなかったものの、中野園子コーチとのキス・アンド・クライでは、得点のアナウンスに喜びの声を上げました。
日本勢は千葉百音、中井亜美も好発進
他の日本勢も好調です。今季全日本選手権3位、ミラノ五輪4位の千葉百音選手(20歳=木下グループ)は78.45点の2位、そして、五輪で日本フィギュア史上最年少で銅メダルを獲得した中井亜美選手(17歳=TOKIOインカラミ)は、世界選手権初出場ながら69.10点の8位と、上位24名によるフリーに進出しました。3位は、アメリカのアンバー・グレン選手が72.65点をマークしました。
注目のフリーは27日(現地時間)に開催
女子フリーは27日午後6時(日本時間28日午前2時)から行われます。坂本選手のラストスパート、そして他の日本勢の活躍に期待が高まります。