カープ・辻大雅、育成から掴んだ開幕一軍!「3年目のジンクス」を信じ、這い上がった左腕の軌跡
広島東洋カープの左腕、辻大雅選手が、プロ3年目にして初の開幕一軍入りを果たしました。育成から這い上がり、その夢を叶えた辻選手。その道のりには、彼自身が信じる「3年目のジンクス」がありました。
支配下登録への道のり、そして「3年目のジンクス」
2025年7月末に支配下登録を勝ち取った辻選手。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。「7月のタイミングで支配下の枠は二つ空いていて、一枠は外国人選手を補強するかもしれないという話を聞いていました。もう1年見て判断されるのかな、それだけは避けたいなという気持ちでした」と当時を振り返ります。
それでも諦めなかった辻選手には、過去の経験が自信を与えていました。「中学の時も3年目にやっとエースになれましたし、高校の時もずっとケガに苦しんで、3年目にエースになれました。自分のなかでも『3年目に何かが起きる』という実感がありましたし、家族からも『3年目だから大丈夫』とずっと言われていました」と、「3年目」に対する特別な思いを語ります。
育成経験がもたらした強み
プロの世界でも、そのジンクスは的中。変化の1年となった2025年は、三軍での野村コーチの指導や、自身の意識改革を通して大きく成長しました。「何事も前向きに捉える考え方が身についたというか……多分、喜び方が違うのかなと思います」と、育成選手としての経験が、自身の強みになっていると語ります。
育成選手から支配下登録、そして一軍への道は、他の選手にはない特別な経験です。「まず背番号が三桁から二桁になって、そこから初めて一軍に登録されて試合に出場するという流れになります。これは他の人にはできない経験だと思いますし、育成から上がった選手たちはみんな思っていることだと思います」と、同じ道を歩んだ仲間たちとの絆を強調します。
未来への決意
背番号98を背負い、開幕一軍の舞台に立つ辻選手。育成時代に培った悔しさや負けたくないという気持ちを胸に、更なる高みを目指します。今後の活躍から目が離せません。
辻大雅選手プロフィール
2004年8月29日生・21歳・プロ3年目
二松学舎大付高−広島(2022年育成ドラフト3位)