フランス留学中の筑波大生・黒崎愛海さん事件、元交際相手に終身刑!遺体未発見でも絞殺・遺棄と認定
フランスで2016年に行方不明になった筑波大学の黒崎愛海さん(当時21歳)の事件で、元交際相手のニコラス・セペダ被告(35)に、フランス南東部リヨンの裁判所が終身刑を言い渡しました。遺体は未だ発見されていませんが、嫉妬が原因でセペダ被告が黒崎さんを絞殺し、遺体を遺棄したと認定されました。
事件の経緯と判決
黒崎さんは2016年にフランスへ留学中でしたが、その間に交際していたチリ人男性のセペダ被告とトラブルがあり、行方不明になりました。セペダ被告はこれまで一貫して関与を否定していましたが、裁判所は証拠に基づき、セペダ被告による犯行を認定しました。
セペダ被告は過去に2度の裁判で禁錮28年の判決を受けていましたが、裁判手続きに問題があったとして、フランス最高裁に相当する破棄院によって判決が破棄され、審理が下級審に差し戻されていました。今回の差し戻し控訴審では、検察が求刑30年としていましたが、裁判所はそれを大幅に上回る終身刑を科しました。
遺体未発見、それでも絞殺・遺棄と認定
黒崎さんの遺体は現在も発見されていません。しかし、裁判所はセペダ被告の供述やその他の証拠から、黒崎さんがフランス東部のブザンソンの学生寮で絞殺され、その後遺棄されたと断定しました。未解決事件として長年懸念されていた事件に、ようやく終止符が打たれることとなりました。
この判決を受け、黒崎さんのご家族は「真実が明らかになり、愛海が安らかに眠れることを願う」とコメントを発表しています。
この事件は、海外留学中の安全や、国際的な捜査の難しさなど、多くの問題を提起しました。今後の捜査によって、黒崎さんの遺体が発見され、事件の全容が明らかになることが期待されます。