栗林良吏、プロ初先発で鮮烈マダックス!広島が4年ぶり開幕3連勝を飾る
広島東洋カープが、中日ドラゴンズとの接戦を制し、4年ぶりの開幕3連勝を達成しました。この勝利の立役者は、プロ初先発のマウンドに上がった栗林良吏投手。なんと、95球でマダックス(100球以下での完封勝利)を達成するという、鮮烈なデビュー戦となりました。
立ち上がりから完璧な投球
栗林投手は、初回から力強いストライクを連発し、中日打線を圧倒。1本の安打も許さず、出塁すら許さない完璧な投球を見せました。56球で5回を終えた時点で、マツダスタジアムは大きな拍手に包まれました。
惜しくも完全試合は逃すも、ファンを魅了
6回も三者凡退に抑え、快記録を継続。打線の援護がない中、淡々とアウトを積み重ねました。直後の攻撃で先制点を奪うと、7回も危なげなく切り抜け、完全試合まであと6人となりました。しかし、8回先頭の細川に中前打を許し、完全試合は逃すこととなりました。その瞬間、スタンドからは大きなタメ息が漏れましたが、栗林投手は「タメ息が気持ち良かったです」と語り、ファンを笑顔にしました。
9回も締めくくり、見事な完封勝利
8回に1点を許したものの、栗林投手は最後まで集中力を切らさず、9回も3人で締めくくり、見事な完封勝利を飾りました。昨年まで守護神を務めていた際の登場曲が流れ、ボルテージは最高潮に。マウンドではガッツポーズを披露し、新井監督からは頭をぐしゃぐしゃにされるなど、喜びを分かち合いました。
お立ち台での熱い言葉
お立ち台で栗林投手は、「最高です」と第一声。そして、「回を重ねるごとにファンの声援が大きくなってきて。みなさんのおかげで投げきることができました。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。「ストライク先行を意識してマウンドに上がりました」と語り、「相手投手もすごくいいピッチャー。刺激を受けながら投げ負けないぞと思って投げていた」と、対戦相手へのリスペクトも忘れずに語りました。また、「勝ちたい気持ちだけでずっと投げていました」と、勝利への強い思いを明かしました。
今後の活躍への期待
完全試合については「プレーボール前にノーヒットノーラン賞と出ていたので、やりたいなと思ったんですが…やっぱり無理でした」と笑いを誘い、九回のマウンドは「あのマウンドに上がりたい。そう思える歓声でしたし、森裏を休ませることができてよかった」と表情を緩めました。最後に、「きょうという日を忘れない。そしてこの登板だけだったと言われないように」と、今後の活躍への決意を表明し、締めくくりました。