WBC連覇へ、侍ジャパンに足りないものは?有識者たちが緊急会議!
3月5日に開幕したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンが熱戦を繰り広げています。前回大会の優勝から3年、連覇を目指す日本代表ですが、今年はアメリカ、ベネズエラ、ドミニカ共和国など、強力なチームがひしめき合っています。そこで今回は、「文藝春秋」最新号に掲載された、日本球界の有識者による緊急会議の内容をレポートします。
最強アメリカ代表との激突!連覇への道のりは?
今回のWBC、アメリカ代表はサイ・ヤング賞受賞のスキーンズ投手や、主将のジャッジ選手、本塁打王のローリー選手、シュワーバー選手など、メジャーリーグのスター選手が集結し、史上最強のチームと言われています。ベネズエラにはメジャーMVP経験のあるアクーニャJr.選手、15勝投手のルサルド選手、ドミニカ共和国には大谷翔平選手以上の契約金で話題のソト選手、ワールドシリーズでドジャースと激戦を繰り広げたゲレーロJr.選手が名を連ねています。
「ベストじゃなくてグッドでいい」大谷翔平も共感した言葉
吉井理人さん(前回大会投手コーチ)は、選手たちに「一発勝負のトーナメントでは、平常心を保つことが難しい。だからこそ、『ベストじゃなくて、グッドが出ればいい』と思うことが大切」と伝えているそうです。これは、吉井さんが現役時代に大投手のマダックスから聞いた言葉で、大谷翔平選手も共感したとのことです。
プレッシャーに打ち勝つための冷静なアプローチ
五十嵐亮太さん(日米通算906試合登板)は、「アスリートは完璧主義者なので、大舞台では気負いすぎてしまうことがある。大事なのは、チームの中で自分の役割を明確にしてプレーに集中すること」と指摘します。近藤健介選手(ソフトバンク)や山本由伸選手(ドジャース)も、冷静なアプローチでプレーしているように見えます。
「普通」を「普通」にこなすことこそが勝利への鍵
里崎智也さん(2006年WBC出場)は、「日本は2000年のシドニー五輪以降、主要3大大会のすべてでベスト4に残っている。ベスト4から先の勝負は運も絡んでくるため、ここ一番で打てるか、ミスをしないかが重要」と分析します。そして、「そのためには、『普通』のことを『普通』にこなすこと」と強調します。優勝できるかどうかは、この『普通』をいかに実行できるかにかかっていると言えるでしょう。
侍ジャパンの連覇へ、厳しい道のりが待ち受けていますが、有識者たちの言葉を胸に、熱い戦いを繰り広げてくれることを期待しましょう。