ミサイル攻撃に備え、全国民をカバー!政府がシェルター確保の基本方針を決定
政府は31日、ミサイル攻撃などの緊急事態に備え、住民が避難するシェルターの確保に向けた基本方針を閣議決定しました。これは、国民の安全を守るための重要な一歩と言えるでしょう。
現状と課題:人口カバー率はわずか5.5%
現在、全国には約6万1000カ所以上の緊急一時避難施設(シェルター)がありますが、そのうち地下施設は4200カ所程度。そして、人口カバー率はわずか5.5%にとどまっています。この状況を改善し、より多くの国民が安全に避難できるよう、政府は新たな基本方針を策定しました。
基本方針のポイント:100%カバーと官民連携
今回の基本方針では、市区町村単位での人口カバー率100%を目標に掲げています。そのため、以下の取り組みを推進していきます。
- 地下施設の活用促進:より安全性が高いとされる地下施設の活用を積極的に進めます。
- デュアルユースの推進:自然災害発生時にも対応できる、多目的なシェルター(デュアルユース)を推進します。
- 官民連携の強化:民間事業者等の協力や参画が不可欠であるため、官民連携を強化します。
- 昼間人口の考慮:通勤・通学など、昼間人口を考慮したシェルターの配置も検討します。
木原官房長官のコメント
木原稔官房長官は記者会見で、「より高い水準で国全体のレジリエンス(強靭さや回復力)を向上させ、国民保護体制の強化と実効性の向上を図るため、基本方針を決定した」と述べました。また、「あらゆる緊急事態にシームレスに対応できるよう、自然災害とのデュアルユースを推進する」と強調しました。
国民一人ひとりにできること
政府の取り組みと並行して、私たち国民一人ひとりが防災意識を高め、ハザードマップを確認し、非常用持ち出し袋を用意しておくことが重要です。また、地域の防災訓練に積極的に参加し、避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
今回の基本方針に基づき、政府はシェルター確保の取り組みを加速させていく方針です。国民の安全を守るために、官民一体となった取り組みが求められます。